2001-03-02 第151回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
ただ、私が地元の真珠業者から聞く限りでは、中国産の六ミリ玉がどんどん入ってきて、今や、今度の対馬の市場では、いわゆる真珠の競り市場みたいなのがあるのですが、大手の田崎さんとかいろいろなところが買いに来て、ここの半分ぐらいの大きさのところで競りをやっています。私も二、三回見に行ったことがありますが、そこでの話ですと、六ミリ玉がほとんど売れなかった、それでこんなになってしまった。
ただ、私が地元の真珠業者から聞く限りでは、中国産の六ミリ玉がどんどん入ってきて、今や、今度の対馬の市場では、いわゆる真珠の競り市場みたいなのがあるのですが、大手の田崎さんとかいろいろなところが買いに来て、ここの半分ぐらいの大きさのところで競りをやっています。私も二、三回見に行ったことがありますが、そこでの話ですと、六ミリ玉がほとんど売れなかった、それでこんなになってしまった。
昨年、これは真珠業者の方からも同じことを言われました。過密養殖がよくないことはわかっている、わかっているから、本当は生活さえ成り立てば、これまでだって減らされたはずだというのですけれども、それがやめられないというこの実態、それについてはどのように把握していらっしゃるでしょうか。
アコヤガイの大量へい死によって、今アコヤガイの真珠業者は大変な経営の打撃を受けていることは御存じのとおりです。何とかアコヤガイの養殖をさらに発展させるために——アコヤガイというのは、私も今回知ったわけですが、十三度以下の海水のところに二カ月間置いておくと、今お話しのウイルスも消滅する。温度によってウイルス、病原体を消滅させることができる。
私自身、最初テレビ、新聞で見たときは、トラフグ業者さんと真珠業者さんの業界の問題ではないか、そういうふうに受けとめておったわけでございますが、テレビを見たある有権者の方から、私たちが家を建てるときに、ふろの水を河川に流すな、台所の水を河川に流すなということで、合併浄化槽の義務づけ、また公共下水道への接続を義務づけられておるが、あのホルマリンが海に流せるのですかと、単純明快な質問をぶつけられてしまいました
御承知のように、漁業というのは毎日金が出たり入ったりする仕事でありますから、そういうことで非常に困惑というか、大変なことになっておりますし、漁協のこの問題をめぐって、実はこの北灘というところは小さな湾の中に真珠母貝があり、ハマチがあり、タイがあり、さらに零細な釣り業者があり、網があり、非常に多様な業種が介在しておりまして、その中で特にハマチとタイの養殖と真珠業者との対立というのは、従来から深かったわけですが
私は、いま英虞湾が真珠養殖にとって非常に大事なところであり、そして真珠業者もあそこから離れようとしない、そういう状態のもとでは、やはりあの英虞湾をぜひひとつ従前の真珠業をやるに適したような状態に戻す、あるいはそれより以上によいものにする可能性を引き出すことが必要なのではないかと思う。
ところが、ある真珠業者一業者だけが百億以上も吹っかけてきた。だれが見たって不当だとわかっておっても、幾ら百億は不当だと言ってみても、いや百億補償金をくれなければおれは同意しないのだと言われればおしまいだ。
○佐藤説明員 先生御指摘の養殖真珠業者の認可というお話は、河川法上の占用許可のことを指しておられると思いますので、それについてお答えを申し上げます。 今回、水資源開発公団が補償を行いました真珠養殖業者に対します河川管理者としての茨城県知事の河川法に基づく占用許可でございますが、これは昭和四十年の二月に行われております。
そこでわれわれといたしましては、何と申しましても真珠業者の団体の強化ということが大事であるということで、実は四十七年度予算におきましても、真珠の共販を促進するための、何と申しますか、一種の、これを奨励するための助成というようなことで、約三千万近い経費も予算にお願いをいたしておるようなことでございます。
○田中(恒)委員 第二に、先ほど総理府副長官のほうからお話もありましたが、今回の災害の中で零細な真珠業者、養殖業者がたいへん大きな被害を受けておることは、御承知のとおりであります。
そういう意味で、真珠業界の動向なり真珠業者あるいは真珠生産者の実態につきましては、最も関心を持って注意しております。また、金融の立場からできるだけこの真珠の生産、流通、加工、いろいろな面において支障がないように、また、輸出産業でもあり、沿岸の漁業の非常に大きな分野でございますので、できるだけこの真珠産業が発展するように基本的に考えておるわけでございます。
ところが真珠業者とか家畜飼育関係は五十万円まで貸し出しているわけです。林業経営というのはむしろ、日本の酪農とか畜産関係に比べますと、資本形態としては非常に大きいものであります。どうして二十万円しか貸し出せないのか、この辺について意見を承りたいと思います。
就業者三百人以下の経営者と申せば御木本のような真珠業者や、三百トン以下の船持ちとすれば、カツオ・マグロ業者の五十トン、百トンはもちろん、遠洋級の百トン、二百トンもの船主経営者も正組合員となり、改正法の表からすれば漁業権漁民の仲間入りができるのであります。そこで私は、零細漁民が振り落とされ、大資本家が仲間入りをしてきている点を問題にして取り上げたいのであります。
そういうようなことを考えましたときに、結局そういう会社にしても、漁協は将来それぞれ吸収されていくというような問題の中では、結局そういう大小真珠業者があるわけですよ、大きな御木本とか高島屋だとかたくさんあるだろうけれども、そういうような中で、大きなところは労務関係はいいのだけれども、問題は何も私の言うのは、その漁家が漁業ができる、できないの問題じゃないのです。
○千田正君 これは僕は、次長さん、できないということは、これは数年前にここでやったときも真珠業者の圧迫を受けて、あなた方の、あなたはそのときの当事者じゃないけれども、水産庁側がむしろ押されて敗退した結果がざる法みたいな法律になってしまった。
○千田正君 ただ、今おっしゃるように、あなたのほうが沿岸漁民の育成のためにこの法律を改正するのだと言いながら、真珠の場合は、真珠業者に優先的に従来のとおりやるというその根拠が、われわれの質問しているときに満足、少なくとも了解のいくような説明をなされるような資料なり根拠がどうも足りないということと、多少矛盾したようないわゆる水産行政の一貫した大前提のもとに立つことと、ここの分でくるというとくずれてきているのじゃないかという
私ども知っておりますのは、真珠業者あたりが非常に最後までそういう主張をし、いろいろ各方面に呼びかけたことを実は知っております。
こういう形で、やはり被害の実相からいたしましても、必ずしも零細な真珠業者が非常にひどい被害を受けて、他のところは軽かったという姿ではなくして、今回の十五号台風のあの猛烈な風でもって、英虞湾や、あるいはその他志摩から尾鷲付近までの真珠のありました地域においては、全く見るもむざんな状態になっておることは御承知の通りであります。
日本の真珠業者が日本国内における行き詰まりを打開いたしまするために海外へ合併企業その他の形において進出をいたしておる、こういう状況でございます。これが指導に当りましては、その生産物を日本へ持ってきて加工させる、こういうことにいたしておるのでございます。また、加工技術はこれは日本へ持ってこなければ、海外ではとうていないのであります。
最近における日本の養殖真珠業者がオーストラリアまたはビルマ等の現地に出かけまして、そこと技術提携をいたしまして、そこで養殖いたしました白蝶貝の養殖真珠を日本に入れまして、そして交換をやったり、あるいは加工をやったりいたしまして、それをほとんど全部アメリカに輸出するという計画があるわけであります。
なお真珠漁業協同組合長の説明によれば、真珠の被害は十五号台風にて養殖、真珠貝、稚貝の損害二億五千四百万円、これに七月下旬から八月上旬にわたる夏期の高水温により五億二百万円の損害を加えますと、真珠業者の損害は七億五千六百万円に及び、その理由は出水により貝が五、六時間ひたると死滅するので、これが救済として治山治水の植林をすること及び災害復旧と生産のための資金を、被害の半額で低利長期に融資する道を講ぜられたいというのであります
しかもこの一億円の増加の内容は真珠養殖事業関係の増であつて、これは真珠業者の寄付にかかわるものであり、昨年と比較すれば少しすふえていないということになります。これをもつて見ても政府は水産資源保護法の施行に対して十分な熱意を持つておらぬことを証明するものではないかといわざるを得ないのであります。
私は立法者としての委員会における最高の責任者であつたので、だまされた委員会もさることながら、当時の委員長として私は責任があるので、水産庁にも、さらに本委員会において真珠業者の代表を呼んで、とことんまでつつ込んで糾明してみたいと思いますから、この点をまず水産庁でも準備せられるように、また委員長といたしましても、その処置をとられんことをこの際希望しておきます。